大人な二人で!着物で主人公フォトツアー!
今年から和サロンプロジェクトで始まった“オトナのための主人公フォト”
このサービスが生まれたのは、コロナ禍の中で、代表と和サロンプロジェクト主催を兼ねる小林宛に、ご依頼を頂いた事からはじまりました。
「昨今のコロナ禍も相まって、着飾ってお出かけする機会は少なくなっているけれどこうしたハレの日の特別なイベントがなくても、メイクアップをして着物姿をプロに撮影していただくことはできますか?」とのご希望を頂戴したのです。
お客様自身が普段から纏っていらっしゃるお着物で撮影するのではなく、「いつも自分の好みが偏ってしまうので、丁子屋さんに これ!という着物をセレクトいただきたい!」というご要望もあり、丁子屋レンタル、きずなレンタルを活用して、ヘアスタイルから着物スタイリングまでトータルコーディネートをご提案いたしました。
まるで主人公のような1日を演出するのは、プロのメイクアップ、プロの撮影とディレクション。
今回は、仕事の同僚でありプライベートでも楽しく一緒に年を重ねていらっしゃる仲良しのお二人に、主人公フォトにチャレンジいただいた経緯やご感想などをお伺いしました。
【「オトナのための主人公フォト」お申し込みのきっかけ】
仲の良いお二人ですが、着物経験という意味では、それぞれ全く同じという訳ではありませんでした。
普段からお召しになるBさん
そもそもお願いしたきっかけは、Aさんから「友人が自分だけのためのウエディングフォトを撮影した友人がいるよ」と教えてもらったことです。それを聞いて「なるほど、ハレの日でなくても自分のために記念撮影もアリだな!」と思ったのです。そこで、Aさんに、「私たちもドレスではなく着物で記念撮影してもらわない?」と相談されたそう。
お着物を普段お召しにならないAさんは…
「友人がこっそりドレスの写真をLINEで送ってくれた時、自分のために撮るのもアリだな!と思いましたがドレスはちょっと…と。でも着物なら、自分では着る事ができないけれど、プロに撮影してもらえたら記録にも残るし気分もアップすると思いました。」と、お二人の意気投合!で、日頃から着物についてご相談頂いている丁子屋に、ダメ元で、とお問合せくださったのがきっかけでした。
【事前の打ち合わせからヘアメイクなど撮影スタートまで】
Aさん「まず丁子屋さんに行ったら、ずらりと華やかな着物が並んでいて、その光景が新鮮でした。ただ、その中で選ぶといっても、自分にどんなものが似合うのかわかりません。着せ替え人形になった気分で、あれこれと着せていただきました。着物選び、帯選び、着物と帯の組み合わせなど、プロから客観的にコメントをいただけるのも楽しかったですし、この2年コロナで家の中にばかりいて、おしゃれから遠ざかっていたので、とても良い刺激でした。改めて着飾ることの喜びを感じました。柄on柄で着る着物ならではの楽しみなども、良かったです」
Bさん「私自身の手持ちの着物とは違うラインアップが嬉しかったです。試着をする中で、自分にとっては苦手な色や柄、生地感だけど、周りからは「とても似合っているよ」と絶賛していただける着物、また逆に自分の好みではあるけれど今一つ自分に沿わず今の自分には着こなせない着物の違いが更によく分かってきました。また、友人と2人だったので、自分に似合う似合わないだけではなく、お互いの比較ができる点がなお良かったのだと思います。同じ着物であっても、自分より彼女の雰囲気にぴったり合うものだったりまたその逆であったり。着物は個性を尊重してくれますね」
丁子屋について、Bさんからは、「素朴だけれども芯がある着物が揃っており、百貨店的な着物感がないところが好きです」というご感想もいただきました。
【仕上がってみたら、新しい自分を発見!】
Bさん「肌質の作り方からアイメイクの仕方まで丁寧で、とても参考になりました。ヘアスタイルのアレンジは自分ではなかなか思いつかないですし、いつもと違う自分にスタイルアップしていただけて新鮮でした」
Aさん「私も、仕上がってみたら新しい自分を発見したようで驚きました。ドレスで髪に大きな飾りやお花を付けるのは少し憚られるのですが、華やかな着物だったのでそれほど抵抗もなくて。髪にお花を付けるなんて七五三や成人式以来です(笑) 日頃ノーメイクに近いので、フルメーキャップは気分が上がりましたし、写真を見た家族からも高評価でした。」
【主人公として撮影されたお気持ちは?】
Aさん「やり始めたら、照れくさいくらいモデル気分でした。最初は恥ずかしかったのですが、アドバイスされるうちに呼応してくる感じがあって…。 最初のシーン“水のカーテン”の時からテンション上がっていました」
Bさん「ディレクターの方に立ち方、向き、手のしぐさなどを教えてもらえて良かったです。お色直しも含めて2着。撮影シーンをふんだんに撮っていただきましたが、くたびれることも大きく着崩れる心配もなく、撮影時間もあっという間で、着物に不慣れな方でも安心だと感じました。撮影後の数時間はレンタル無料で外出できるサービスが付いていたのも嬉しいですね。」
【着物との出会いや今のかかわり方について】
Bさんは、20代の時にお茶を習っていてたまにお茶席に参加されていたのですが、当時はご自分で着付けができず、気軽にお出かけすることができなかったそう。
その後、年齢を経て改めて着物に興味を持ち始め、着付けの基礎を習う機会はあっても着る機会が減るとすぐに忘れてしまったとのこと。職場近くという理由で丁子屋に帯の仕立て直しにご来店いただいたところ、立地も便利な老舗の呉服屋で、お好みの着物を扱っており、着付けの教室もあったので、丁子屋に通えば、着物の着用頻度そのものを増やせるかな、と思ってくださったそうです。
Aさんは、浴衣はそれまでも、YouTubeを見たり、検索しながらご自身でお召しになっていたそうですが、着物の機会は成人式の時と、30代の時、親御さんが仕立ててくださったお着物で結婚式に参列された際と数えるほどだったとのこと。「今回、着物に触れる時間を持ったことで、奥深い世界だなと感じました。というのも、試着や着付けの時に、専門用語が飛び交っていたからです(笑)すごく面白かったですし、もっと知りたいと思いました」とご感想をいただきました。
Bさんが(Aさんに対して)「着物を着てもっといろいろなところへ一緒にお出かけしたい!」と、今後へ向けてのお願いをされたところでインタビューは終了。
【撮影を終えてみてのご感想】
「大人になってから自分自身の記念写真を撮るきっかけがなかったのですが、人生の折り返し地点に差し掛かっているこのタイミングで純粋に自分のために撮影していただくという今回のプロジェクトに参加できて嬉しかったです。同世代の方や、ご家族だとなかなかご自身にスポットライトが当たりづらい方に、私たちのように友人同士で主人公フォトツアーをやってもらいたい(笑)。お子さんのイベントがある方は、子どもと共に今の自分も記念として家族みんなが主役のフォトサービスというスタンスでお願いしても良いのでは? 今回、体験してみて、5才ごとのマイルストーンとして撮影いただくのもステキだな、と思っています。」とのこと。
今回のインタビューを通して お二人が仰っていた中で印象に残っているのは、
「もう40代後半になったら人生楽しまなくちゃ」というお言葉…。
オトナになっても主人公、いや、オトナだからこそ主人公なのだと、あらためて気づかせていただきました。
「オトナのための主人公フォト」詳細は
丁子屋 和サロンプロジェクト “記念日フォト” をご覧ください。
■お問合せ 丁子屋03-3591-0529
info@choujiya-toranomon.co.jp