パーソナルカラー診断【後編】~心色と生きていく~
【さて、いよいよお二人のカラーシーズンに合う着物を見ていくことに…】
Aさん
「丁子屋さんが年に一度の創業祭の期間中、無地染めの楽しさを皆さんに知ってもらいたいという事で、さまざまな地紋の着物の白生地がたくさん揃っていました」
Bさん
「カラー診断の結果から、自分に似合う好きな色を選んで染めることができると知って、とても嬉しくなってしまい、美しく並んだ反物をたくさん見せていただきました。見ているとついつい細かな菊の地紋のついた白無地から目が離せなくなっていました(笑)。」
【お二人が選ばれたお色味、ありそうでない絶妙なお色味ですね。どのようにしてたどり着かれたのでしょうか】
Aさん
「丁子屋さんには、本当にたくさんの色見本が揃っていました。微妙な色味の違いの着物の切れ端をすべて取ってあるそうで、単に“ラベンダー色”といっても、どのくらい青みが濃いのかなど、こちらの要望に合わせて、たくさんの生地見本の中から宝物を探すように一緒に探してくださいました」
Bさん
「薄いピンクとベージュのどちらにするかを決めかねていました。色は繊細なものなので実際の白生地で試し染めをしてくださるとの事で、2色を選んでお願いしました。本当に贅沢ですよね…自分だけの色なんだって実感が沸いてきました!」
【実際に染め上がってきていかがでしたか?】
Aさん
「はじめは、薄いラベンダー色の方にしようと何となく思っていたのですが、試し染めの2色を見たら気持ちが変わり、より華やかな印象に映る濃いラベンダー色に決めました。気持ちの変化に自分でもびっくりしています」
Bさん
「私は、菊の地紋が気に入っていたので、よりはっきりと地紋が浮き上がってくる方の色を選びました。やっぱり試し染めをしないと実際の地紋の入ったお着物にその色がどう染めあがってくるのか、素人にはなかなか実感しづらかったので本当にありがたかったです」
☆年に一度の明治記念館での丁子屋年末パーティ(着付け教室主催)でのお二人
【広々とした明治記念館のお庭で誂えた着物をお召しになったお気持ちはいかがでしたか?】
Aさん
「お庭でたくさんお写真も撮って頂いて、まるで女優になったような気分でした!一生の記念にします!すごく似合っていると丁子屋の着付け教室の生徒の皆さんに褒められてとっても嬉しかったです」
Bさん
「本当は子供の学校のイベントが同日に重なっていたのですが、都合をつけてこちらのパーティに出席しました(笑)。丁子屋さんのイベントに参加するのは初めてでしたが、明治記念館さんという晴れやかな場に世界にひとつだけの自分だけの色無地で参加できて本当に嬉しかったです」